2017年04月08日

コントロールで「和」は作れない


4月。新しいことが始まる季節
です。新入学、新社会人・・・。
新しい環境になり、いろいろ新鮮
でやる気が溢れる一方、「何だか
イメージと違うな」と感じる部分
もあったりして、精神的に疲れて
いる人もいるかもしれませんね。


このような新しい環境の時に
よく言われたりするのが


「和」が大事だ


ということです。


確かにどんな組織であっても
「和」は大事だと思います。
(「和」が乱れるといろいろ
大変ですからね。)


しかしこの「和」、最初は
一緒に食事(飲み)に行ったり
遊びに行ったりすることで
「和」が生まれやすい状況
になるのですが、これは
最初だけの話です。


本当の「和」とは一時的な
ものではなくて、長く続く
ことができる「和」です。

そのためには日々のコミュ
ニケーションが大事で、
そのためにはお互いが
お互いを気遣うような、
そしてお互いがお互いを
認め合うような、そんな
信頼関係があってこそ
「和」が醸成されていく

のだと思います。





それなのに日々のコツコツ
と築いていくコミュニケー
ションは怠り、イベントや
飲み会で「和」を築こうと
する人がいます。


私はこのような行動は


コントロールで「和」を
作ろうとしている



と思っています。


でもコントロールで「和」
を作ろうとする人は、
たいていうまく「和」
ができていません。
(仮にできたとしても
一時的です。)


そして「和」ができて
いないと思っているから
こそ、必死になって(?)
変にコミュニケーション
を取ろうとしてくること
が多いのです。


ですが・・・学校でも
サークルでも職場でも、
どんなところだろうと
結局一番「和」を作って
いる人というのは、脱
コントロール的な人です。



脱コントロール的な人は
自然にコミュニケーション
を取っているので、その
人の周りは自然と「和」
ができていくのです。





しかしコントロール的な
人は、お互いを思いやる
ことから生まれる日々の
自然なコミュニケーション
は取らず、イベント的な
ことだけで「和」を作ろう
としてしまい、結局周り
から


「この人、なに?」


という感じになってしまう
のです。





以前このブログで


「共感」は人間関係上での「貯金」
http://bit.ly/2fVaMqs


という記事を書いたのですが、
「和」もこれと同じような
ことです。日々のコツコツ
としたコミュニケーション
と信頼関係が積みあがって
「和」になるのであって、
スポット的なイベントを
いくらやっても、それでは
「和」は醸成できません。
このような「和」はコント
ロール的であって、コント
ロールと「和」はある意味
正反対のような性質のもの
なので、
当たり前ですが
コントロールで「和」は
できないのです。



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posted by ごくう at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月25日

傾聴はコントロール思考を抑えてくれる



傾聴・・・。


カウンセラーの方でなくても
傾聴という言葉はよく耳に
すると思います。


この傾聴、カウンセラーや
管理職、教師など、人と接する
ことが多い人には馴染みが
あるでしょうが、言葉は聞いた
ことはあるけど実はよく分から
ないという人も多いと思います。


傾聴とは簡単に言うと自分
のフィルター(準拠枠)を
できるだけ取り除いて、
相手の言うことに対して
肯定も否定もせず、でき
るだけそのまま聴く姿勢
のことです。


傾聴してもらうことで
自己理解が深まり、自分
を客観視することで
スッキリしたり問題が
解決したりすることも
あるのです。


傾聴では聴く側の人
からのアドバイスは
基本的にありません。
あくまで話している
本人が自己解決できる
ように導いていく、と
いうスタンスです。





この傾聴、私は産業
カウンセラーの養成
講座で100時間ほど
練習していますが、
なかなか難しいなあ
というのが本音です。


どうしても自分の
フィルター(準拠枠)
が入ってしまう。
これはあって当然で
完全に無くすことは
不可能なのでしょうが、
それでもなかなか相手
目線に立つということ
は今でも難しいなと
思っています。





この傾聴スキルを身に
付けると、聴いている
フリをして相手をコン
トロールしようという
ことが減ったと思いま
す。このような態度は
傾聴ではありませんから、
このような態度に少し
でもなるとカウンセラー
(傾聴)の指導者に
注意され、そこで


「ああ、今自分は相手
に介入しようとして
いたんだな」



と気付くのです。


この傾聴スキルを身に
付ければ、相手をコン
トロールしようとしな
くなるので、人間関係
が円滑にいくことが
増えるのですが、なか
なか「真剣に傾聴を学
んでみよう」という
ところまで行かない
のが普通ですよね。





でももし・・・


「何となく人間(親子)
関係がうまくいかない」


「何だか人とギクシャク
してしまう」


と感じることがあるの
なら、一度傾聴スキル
を学習したほうが良い
かもしれません。


傾聴スキルを身に付け
ることで、相手をコント
ロールしようという
ことは確実に減る
はず
です。


相手をコントロール
しないようにすれば、
自然とうまくいくこと
が増えていきます。



そして・・・今度は相手
だけでなく、状況や結果、
あるいは自分さえも過度
にコントロールしないで
いたほうが物事がうまく
いく
、ということに気が
ついていくのです。


傾聴は脱コントロールの
ベースになると言っても
過言ではないかもしれ
ません。
少なくとも傾聴
を学ぶことでコントロール
思考を抑えてくれる効果
はある
と思います。


傾聴スキルは簡単に身に
つくものではありません
が、興味がある方は一度
学んでみることをオススメ
します。


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posted by ごくう at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月12日

私情はコントロール、人情は脱コントロール


よく「人情がある」などと
言いますが、この「人情」と
「私情」を履き違えている
人は意外と多いです。


▼参考
--------------------------
私情と人情を履き違えない
http://bit.ly/2ky1qAQ
--------------------------


この「私情」と「人情」の
違いを簡単に見分けようにも、
ある程度年齢を重ねた人なら
すぐにピンとくるかもしれま
せんが、若い人だと案外ピン
と来ないものなのかもしれま
せん。





では「私情」と「人情」は
どう見分ければいいので
しょうか。


簡単に言えば


私情 → コントロール
人情 → 脱コントロール


です。


「私情」とは字のとおり
「私」の「情」ですから、
どうしても「情」の所に
自分が多く含まれます。


一緒に飲んだり食事をしても
自分の話をし、人にヘルプする
時でさえ自分が良く見られるよ
うに、と意識しています。


私情優位の人は自分の都合の
良くなるようにしか考えて
いないため、どうしても状況
や他人をコントロールしよう
とします。



しかし人情優位の人は根本的
に違います。



「人情」は字のごとく「人」
への情、つまり自分ではなく
自分以外の「人」への「情」
のこと
です。


人情優位の人は自分より他人
優先
です。自分より他人の
ことをまず考えているので、
他人をコントロールしよう
とはしません。そもそも他人
優位の余裕がある人ならば
脱コントロール状態である
ことが多いのです。





コントロール思考だと


コントロールしようとすれば
するほどコントロールできな
くなる



となりますから、良い意味で
コントロールしたいのであれ
ば、私情より人情を優先に
したほうがコントロール
できるようになるのです。


▼関連記事
--------------------------
自分を優先させすぎる人
http://bit.ly/2kiHy3M
--------------------------
自分2割、他人8割でちょうどいい
http://bit.ly/2kfvlBM
--------------------------

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posted by ごくう at 10:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月09日

親しくなろうとしているのか、それとも・・・、手懐けようとしているのか




人間関係を作っていく上で
相手と「お互いに良い関係」
を築いていくことはとても
大事です。


しかしこの「お互い良い関係」
を作る上で、意外と勘違い
されやすいのが


親しくなろうとしているのか、
それとも・・・・
手懐けようとしているのか



この区別です。





会社員ですと飲みに行ったり
親しげに話していたりすれば
一見「親しくなろうとしている」
と見ることもできます。


しかし疑うわけではないですが、
このようにしてくる人の中には
「手懐けようとしている」人も
結構いるものです。



本人に自覚はあるかは分かり
ませんが、「親しくなろう」
より「手懐けよう」という
魂胆が見え見えだったりする
こともよくあります。


「親しくなろう」と「手懐け
よう」の区別は若い人だと
難しいことがあるかもしれ
ません。
そこでこの見分け方
を書こうと思います。





★手懐けようとする人の
 パターン



・入社間もない人に対して
 やたらと接触しようとする


・評判の悪い人の悪口を吹き
 込み、その人に近づけさせ
 ないようにする
 (評判が悪い=個人的理由
 ということもあるので注意)


・やたらとモノや食べ物で
 機嫌をとろうとする


・権限や部署を越えるような
 面倒見の良さ


・相手の話より自分の話



このような動きをする人は
「親しくなろう」というよりは
「手懐けよう」とする人だと
思います。


反対に親しくなろうとする人の
パターンも書いておきます。





★親しくなろうとする人の
 パターン



・入社間もないからといって
 いきなりむやみに仲良く
 なろうとはしない


・それほど社内事情に詳しく
 ない相手に対して人の噂や
 悪口を言わない


・面倒見は良いが、適度な
 距離を保っている


・むやみに飲みに誘ったり
 しない(飲みに行かなく
 ても大丈夫だと自信が
 ある&相手のプライベート
 を思いやる度量がある)


・自分の話より相手の話



こんな感じです。


まあ・・・、
手懐けようとする人は
コントロール思考
という
ことでしょう。親しくなる
には脱コントロール思考
が大切ですから、やっぱり


余裕を持って相手に接する


ということが大事なような
気がします。これはなかなか
簡単にはいかないことだと
思いますが、できるだけ余裕
を持ちたいものですね。




posted by ごくう at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月21日

「ちょうどいいところ」を見つけていくのが脱コントロール思考



ストレスや疲れ、人間関係の
悩みの多くがコントロール
しようとすることにある、
このブログではそう書いて
きました。


状況や他人、結果について
コントロールしようとすれば
するほど、コントロールでき
ないようになっていく。



これは人間の生きる上での
法則のようなものです。この
「所詮人間がコントロール
できることは決まっている、
多くのことはコントロール
できない」
ことを学ぶために
人生がある、と言っても過言
ではないのかもしれません。





しかしそれでも人間はコント
ロールしようとしてしまう
ものです。



コントロール思考になると
相手を支配しようとしたり、
状況をコントロールして
自分の有利になるように
持っていきがちですが、
それもいずれ限界がきます。
なぜならコントロール思考
の多くは「ゼロかイチか」
という極端な発想になる
ことが多いからです。


世の中のたいていのことは
「ゼロかイチか」ということ
のほうが少ないのです。
多くのことは40点なら努力が
足りない、60点ならまあOK、
80点なら優秀、という感じ
なのに、コントロール思考
になると「100点でないと
ダメ、完全に支配しないと
ダメ、自分が支配できない
相手ははダメな奴」
と考え
がちになってしまうのです。





ゼロかイチか、支配(コント
ロール)できるかできないか。
そのような基準で物事や人を
見るようになると、コント
ロールできないことばかり
が目につく(気になる)よう
になり、それに捉われていく
ようになってしまいます。


こうなると人はどんどんと
離れていきます。



人との距離感でちょうど良い
ところを見つけ、人や状況を
コントロールしないように
していけば人生がグッと楽に
なってストレスも減るのです。
人付き合いや人間関係に無駄
に干渉しなくなり、その分を
自分自身を振り返る(整理する)
時間ができ、物事に納得しな
がら生きていくことができる
のです。





コントロール思考が一番悪い
のは自分をコントロールする
よりも他人や状況をコント
ロールすることばかりに目が
行ってしまうこと
です。
それで自分がおろそかになって、
自分を客観視できなくなり、
ストレスが溜まったり自己
嫌悪になったりするのです。
だから意識的に脱コント
ロール思考になるように、
コントロールすることを
避ければいいのです。


とはいってもコントロール
する癖があるとなかなか
変われないもの。

また自分自身も知らず知らず
のうちにコントロールされて
いることもあり、


「コントロールする、される」


の関係が当たり前の環境だと、
脱コントロール思考を目指し
ましょうと言われても一体
何をしたらよいのか
と思って
しまうかもしれません。





まずは自分が「ゼロかイチか」
極端な考え方になっていないか
チェックしてみてはどうで
しょうか。
「ゼロかイチか」
だとコントロール思考になって
いる可能性が高いからです。

特に自分が拘っている分野や
自分の生活に密着していること
(人間関係、勉強、部活、仕事、
子育て、介護など)に対して
「ゼロかイチか」になって
いないかを振り返ってみる
ことが効率的かもしれません。


そしてもし「ゼロかイチか」に
なりがちだったなと感じたら、
無理とも感じず(満点を目指
さない)、かといって楽すぎず
(甘やかさない)、という

「自分にとってちょうど良い感じ」

のところを探してみてください。
コントロール思考が強くなって
いると「自分にとってちょうど
良い感じ」
のところはすぐには
見つからないかもしれませんが、
そこを自然に目指していけば
脱コントロール思考に近づいて
いくように思います。
そしてそこでちょうど良い感じの
脱コントロールできるポイントを
見つけたら、人生の様々なところで
「自分にとっての脱コントロール
ポイント」
を見つけていけば良い
のだと思います。


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くまで「脱コントロール思考」は
自分にとっての心地良いポイントの
ことです。
周りがどう感じるか、
周りがどう思うか、ではなく、
「自分にとって厳しすぎず、甘すぎず」
のところです。人生でそのポイント
をいかに多く見つけるか。このポイ
ントを探すことだけが人生の目的と
なってはいけませんが、それでも
いかにそこを多く見つけることが
できるかが、「自分らしく、楽に、
人生を生きるコツ」
なのではないか
と思います。


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posted by ごくう at 19:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする