2017年09月17日

「内から目線」と「外から目線」


よく「上から目線はダメだ」
「上から(目線)な言い方だ」
などと言って、「上から」と
いうことに不快感を示す風潮
があります。(特にここ数年
はこの傾向が強いと私は感じ
ています。)


もっというと「上から目線」と
同じような意味なのか「意識
高い系は・・・」などと言う
こともあります。これも「上
から目線」の不快感とほぼ
同じような感じで、意識が
高いのはなんとなく不愉快、
というニュアンスがある言葉
だと思います。


個人的には「上から目線」だの
「意識高い系」だのはそれほど
気になりません。


なぜならそれは「ある意味で
当たり前」
だからです。


実際に能力の高い人、意識が
高い人にとってはその目線で
から見ているからこそ見える
領域があり、その領域でモノ
を見れる人がいるからこそ
世の中が回っている、という
面があるからです。でなければ
大学や大学院も必要ありません
し、何かの能力を証明する様々
な資格試験も必要ありません。


なのでやたらと「上から目線は
不快」
だの「意識高い系は×」
なんて言っている人は、単に
「意識が低いだけ」ということ
も多いので、そんなに気にする
必要はないのだと私は思います。






それよりもむしろ「気にしない
といけない」のは「上から目線」
ではなく、


「内から目線」か、それとも
「外から目線」か



ということだと思います。


学校であっても会社であっても
「内から目線」になっている、
というのは、その組織からの
目線しか持っていない
、という
ことです。


荒れ果てた学校でシンナーを
吸ったり(今時シンナーもない
かもしれませんが)違法薬物を
やったりして「自分はイケてる」
と感じるのは、それは荒れ果てた
学校からの「内から目線」だから
であり、いくらそこでシンナー
を吸ったりしてもあくまでその
世界からの目線での評価でしか
ありません。世間という「外から
目線」で見れば「ああ、ただの
Fランク学歴のアホがいきがって
るだけだな(笑)」
で終わりなの
です。


これは会社でも同じです。
いくら会社で偉くなって役職が
ついても、外の会社から引き
抜きに合うくらい能力の高い人
なんぞ実際には稀もいいところ
ではないでしょうか。とりわけ
40代以上ともなればその傾向は
顕著であって、会社内ではある
程度通用したとしても、社外
から見たら


「え?あの人あれで部長なんて
やってるの?」



という人は結構多いですから。






もちろん「内」では通用して
いるわけですから、良い面も
あるのだと思います。しかし
ずっと「内から目線」だけに
なってしまい、その目線から
の見方がすべて正しい、と
なってしまうと、次第に
「内」からすらもそっぽを
向かれてしまう
ものです。


そういった点からすると、


ああ、今は「内から目線」だな。


とか、


「外から目線」で見ると、こう
いう見方になるのか。



といったことを自覚する、と
いうことがとても大事なこと
なんだと思います。これを
ほんの少し自覚するだけでも
見方が「内から目線」「外か
ら目線」のどちらかに偏りす
ぎないでいられるのだと思い
ます
が、この自覚すら無いと
長年その組織にいると偏りが
出てきてしまい、それが原因
でうまくいかなくなる、とい
うことが多くあるような気が
します。


そういった意味では社会に
出る学生時代に、すでにこの
「内から目線」「外から目線」
が出来つつあるような気がし
ますので、注意が必要
なのでは
ないかと思います。どちらかと
いうと「内から目線」からの
ほうがコントロール思考に
陥りやすいような気がします。
(もちろん「外から目線」だけ
でもコントロール思考になり
ますが。)


「上から目線」だけでなく
「外から目線」「内から目線」も
もっと世間で言われてもいいの
では?と個人的には思います。


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posted by ごくう at 13:45 | Comment(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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