2016年08月27日

「ケガをして良かった」「病気になって良かった」という祖母の教え



今年91歳になる私の祖母は、私が
小さい時にずっと私の面倒を見て
くれていました。私の両親は商売
をしており、当時はとても仕事が
忙しかったので、私が幼少期の頃
といえばほとんどと言ってもいい
くらい祖母に面倒を見てもらって
いたものでした。


その祖母がたびたび口にしていた
のがとても記憶に残っているので
ご紹介します。


それは・・・・・


(ケガをしたら)「ケガをして良かった」
(病気をしたら)「病気になって良かった」
(財布を落としたら)「落として良かった」



とよく言っていたのです。


つまり普通に考えると悪いことが起こった
と感じて落ち込むところなのですが、祖母
に言わせると「良かった、良かった」
なるわけです。


これはどういうことかと言いますと、


「(ケガをした時)この程度のケガで
済んで良かった。このケガがもっと
大きな悪いものを持っていってくれた。



というふうに考えているようなのです。


なので病気をしても


「病気になって良かった。もしこの病気に
なってなかったら(健康に気をつけず)
もっと大きな病気になっていたかもしれない。



とか、


「病気になったから外出しないで済んだ。
もし外出していたら事故に遭って死んで
いたかもしれない。



と考えるのです。


財布を落としても「この小さな不幸が
大きな不幸を持っていってくれた」

考え、風呂が壊れたら「今壊れてくれて
良かった。これが親戚が来ていた時に
壊れていたらもっと大変だった
。」と
考える。万事こんな感じなのです。






この祖母の考えはよく言われるポジティブ
思考とは異なる
と私は思います。ポジティブ
思考はネガティブなものを無理矢理良く
捉えるようなものだと私は思いますが、
祖母の考えはそのようなものではあり
ません。ネガティブなものはネガティブ
なものとして捉え
つつ、


「(不幸なことがあったけども)この
タイミングで良かった」


「(残念なことではあるけども)この
残念なことのおかげでもっと大きな
悪いことから距離を置くことができた」


「不幸なことがあったおかげで注意深く
なることができた。それで大きな災いに
ならないで済んだ」


というふうに考えるのです。






こう考えると、どんなイヤなことも
不幸なことも不思議とどうでもよく
なってクヨクヨしなくなります。

そして「次はもっと良くなるかも」
というプラスの気持ちで日々生活
できるようになります。


このような思考を知っておくことは
「生きる力」に繋がるのだと私は
思います。悪いことが起きるのでは
ないかと思ってビクビク生きるより、
悪いことが起こっても「まあこれは
これで良かったんだ」
と達観できるか
できないかで、人生が変わってくる
ような気がします。




posted by ごくう at 11:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして
おばあさまの知恵 ^^
起きてしまったことをまずは受け入れる──過去は変わらないのだから
──これがなかなかできないでクヨクヨしがちであることを考えると
とっても合理的です、
「生きる力」ですね!


Posted by qooh at 2016年08月27日 14:22
はじめまして。
書き込みありがとうございまいます。

祖母は戦争時代を経験しているだけ
あって、ためになる知恵をたくさん
持っていたような気がします。


「人間万事塞翁が馬」ということと、
マイナスをプラスに転じて考えることを
ミックスするってなかなか出来そうで
出来ないことですよね。
Posted by ごくう at 2016年08月28日 12:21
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