よく会社で「報・連・相(ホウレンソウ)」
とか「気配りをしろ」と言われます。
この言葉、新人に言われがちなのですが、
よ〜く考えてみると新人よりむしろ上司、
しかも位が高くなればなるほど必要な
ことなのではないか、と思います。
なぜなら「オレに気遣いをしろ」と
言わんばかりの上司には、ほぼ全員
人徳が無く、人から情報が集まって
来ないからです。
「自分は部下には気遣いなんかしないが
部下は上司に気遣いをして当然」と
考えている人は、基本的にかなり大きな
損をしていると言えます。
会社でもプライベートでも、情報の
基本は「等価交換」です。いくら
部下でも上司に大事な情報を簡単に
渡すわけがありません。
さらに言うと情報に限らず、うまく
いく人は何事につけ「ギブ&ギブ」、
悪くても「ギブ&テイク」の姿勢です。
決して「上司に気遣いをして当然」と
いうような「テイク&テイク」の姿勢
の人は大抵うまくいきません。
そういえばこんなことを聞いたことが
あります。
「上司を潰すのなんて簡単。情報を
回さなければいいだけさ。」
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「気遣いは部下がするもの」
「忙しくて気配りをする暇がない」
「気遣いをしても業績が上がるわけではない」
そんなふうに思っていませんか?
「目配り」「気配り」「心配り」という言葉を
聞いたことがある人は多いでしょう。なかには、
新入社員の時に、先輩から「もうすこし気を
配りながら仕事をするように」と言われた
苦い想い出がある人もいるかもしれません。
一流の気遣いは
一流のリーダーから学んだ
私が「気配り」に関する取材を受けるとき、
こんなことをよく聞かれます。
「もともと『気遣い』ができる人が秘書に
なれるのですか?」
そう聞かれた時、「いえ、私がそうであった
(気遣いができなかった)ように、秘書という
仕事を通じて気配りを身につけていくのは
確かだと思います」と答えています。
また、こんな質問も受けます。
「先輩秘書を見習うかたちで、『気配り』を
身につけていきましたか? それとも、なにか
他の方法で身につけてきたのでしょうか?」
仕事上の『気配り』をどのようにして身に
つけてきたのか、というものです。
じつは、補佐してきたリーダーたちが、
なによりも「気配り」のできる方たちであり、
それゆえ、側で働く秘書である私も自然と
「気配り」が身についていきました。
こう言うと、大概の方が驚かれます。
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引用:ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/93366
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