2016年03月27日

思えば高度成長期はずっと【コントロール思考】だったのかもしれない



日本が戦争で負け、戦後猛烈な
勢いで復興を果たしました。
世界でも稀なスピードで復興を
成し遂げた国。これは誇るべき
偉業とも言えます。


しかし一方で【異常ともいえる
くらいのスピードで復興した】
というプラスの面だけではなく、
それと同じくらいのマイナスの
面もあったのではないか
、と
私は思います。


それは

【日本にコントロール思考が
根付いてしまった】

ということです。


戦後の復興期→高度成長期は
コントロール思考のほうが
何かと都合が良かった面が
あると思います。


やればやるだけお金が得られる

働けば働くほど良い生活ができる

良い大学に行けば良い企業に入り
安定した生活が送れる



これらのことは確かにプラスの
面が多く、仕事をする上で大きな
モチベーションになります。






日本がまだ貧しい国だったところ
から先進国へ成長していく。
その時代は色々なこと、色々な人が
【コントロールできている!】
という感覚があったのだと思います。
テストで10点だったのが、40点→
50点→70点・・・という感覚に
近いかもしれません。


しかしこれは、ほとんどの人が
成し得るコントロール
です。


これが90点からスタートだったら
どうでしょう?90点を95点にする
のはとても大変なことです。
なかなか簡単にコントロール
できることではありません。


思えば日本の高度成長時代は
10点→30点→60点・・・・
といったことだったのかも
しれません。そして悪いことに

【自分たちは(色々なことが)
コントロールできる!】


と勘違いをしてしまった人を
多く生んでしまったのだと
私は感じています。


その人たちとその子供たちは
そのような【コントロール思考】
を多く持っているような気が
します。






コントロールできて当たり前。

お金をたくさんかければ○。

モノを沢山持てば素晴らしい。

仕事をやってお金をたくさん
得れば良い生活ができる。



そう信じて疑わない人たちが
今でも多くいます。しかし
どういうわけかうまくいかない
ことも多い。


それはコントロール思考だから
でしょう。何でもコントロール
できると思い込み過ぎている
のだと思います。しかしそれは
もう過去の話。日本はすでに
成長期から成熟期、そして
衰退期に入りつつあります。
成長期のようなコントロール思考
だけでは通用しない時代になって
きています。


今、うつ病をはじめとする精神
疾患が増えていると言われて
いますが、これだけ豊かな
時代になっているのに何故?
と昔の人からしたら感じるかも
しれません。


しかし昔の人は

コントロールできなくて当たり前

というのが根底にあったのだと
思います。


不便で当たり前、苦労して当たり前、
何でもかんでも望み通りになれば
バチが当たる。


そのような考えが根底にあるから、
多少のことではイライラしない


しかし現代は【コントロール思考】
です。コントロールできて当たり前
という世界なのです。だから

コントロールできない=悪

となり、成熟期から衰退期に入った
現代ではストレスが溜まる。


世の中が複雑になったから、とか
人間関係が希薄になった、とか
スマホやパソコンのせいで、とか
関係ないと私は思います。


コントロール思考か、
脱コントロール思考か



そこがベースなのではないでしょうか。


そう考えると、高度成長は良かった
面も悪かった面もあったと思います。
物質面ではとても良くなり、生活が
とても快適になったと思いますが、
精神面ではむしろコントロール思考が
強くなりすぎて【退化してしまった】
面はあるのかもしれません。


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posted by ごくう at 16:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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