2016年01月24日

覚えておきたい記事:フレキシブルな働き方をすると病気になる



私は会社員を辞めて独立したい、時間や場所に
縛られずにやれたらどれだけ良いだろう!
(それだけ通勤がつらいのかも)という
思いがありますが、実はそのような働き方は
それほど良いものでは無いようです。


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テクノロジーの進化によってPC1台あれば
いつでもどこでも仕事ができる、という
職業も増えてきました。しかし、時間に
捕らわれない「フレキシブルな働き方」は
裏を返せば「常に仕事体勢である」という
ことと同義
で、労働者に精神的な重荷を
課すことに加え、ストレスホルモンの
分泌を増やして健康上の被害も考えられると
して専門家らが警告しています。


Work-life balance: flexible working can
make you ill, experts say | Money | The Guardian
http://www.theguardian.com/money/2016/jan/02/work-life-balance-flexible-working-can-make-you-ill-experts-say


仕事だけでなく、家庭や地域においても多様な
生き方が実現できるという「ワーク・ライフ・
バランス」
の考え方は、しばし話題になります。
日本だけでなく、イギリス政府や企業もワーク・
ライフ・バランスを実現するため在宅勤務や
テレワーキング、パートタイム契約など、
フレキシブルな働き方を推進していますが、
企業内カウンセラーであるベッドフォードシャー
大学のGail Kinman教授は「これらの考え方が
進むにつれ、懸念は大きくなっています」

語りました。


「ずっと仕事をし続けて仕事の心配をしていると、
体のシステムが基準値にまで戻らないので、
適切に回復しないのです」とKinman教授。
「睡眠を取っても『適切に』は眠れていないと
いう状態になり、免疫系の力が弱まります」

とのことで、フレキシブルな働き方をする
ことによって、人がいつまでも「オン」の
状態になってしまう
ことを警告しました。
家で仕事を行う場合には、運動や料理など
趣味を行うこと、あるいはお酒を飲むことが
「リラックスモード」に入る即効性のある
方法としてオススメされています。




また、Royal College of Psychiatristsの
Simon Wessely教授は「理由は判明して
いませんが、仕事中の心理状況は心臓病と
関係があるということが分かっています」
と語っており、重大な病気を引き起こす
可能性も指摘されています。

テクノロジーの進化によってフレキシブルな
働き方が可能になり、かつ「より速く」
「よりハードに」仕事が強いられるように
なった点も大きな問題
です。「フレキシブルな
働き方を」と主張する団体は多くありますが、
「フレキシブルな働き方」は雇用者に選択肢が
与えられている時のみ、うまく機能するという
ことを覚えておく必要があります。
・・・・・・・

引用:ギガジン
http://bit.ly/1nHlTo6
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時間も場所も自由に仕事を、なんて言うと
私のようなサラリーマンは「いいな、それ」
とつい思ってしまう。私は通勤時間が片道
1時間30分。勤務時間は8:30〜17:30。
このことから解放され、近所のドトール
あたりでゆっくりPCで仕事ができたら、
という夢はある。


しかしこの記事にある通り、


「フレキシブルな働き方」は裏を返せば
「常に仕事体勢である」



という状態は果たしてどうなのか?


人間はある程度、自由が無いほうが
良いのかもしれない。あまりに自由
すぎると「選択する(選択しなければ
ならない)」
という負荷がかかる。
しかもその選択には、場合によって
後悔もあり得る。それならある程度の
「不自由」に幸せがあるのかもしれない。



ある程度の「不自由」は、「自由」を
求めて活動することが楽しい。例えば
私は土日に子供の合唱会を見るために
ホールに行って1日潰れてしまうことが
あるが、その「不自由」があるからこそ
「自由」が楽しくなる。
そのような
「(親子であっても)他人から被る
不自由」は幸福をもたらす「不自由」で
あって、決して損な感情は生まれない。
むしろそのようなことに時間を使うこと
が無いと人生平坦すぎてつまらないと思う。


仕事もそれと同じなような気がする。
ある程度の物理的・精神的不自由は
いろいろな意味で必要なのだ。勤務
時間が自由すぎたら私なんぞまともに
仕事をしないだろう。



これを書いていて若い頃のことを思い
出した。私は大学受験に失敗して1年
ほど浪人したのだが、大学時代に浪人
仲間と話をした時、


「浪人は辛かったけど、今より楽し
かったかもしれない。」



と言ったヤツがいた。私も確かにそう
いう面もあるかも、と思ったものだ。


大学生活は確かに超がつくほど楽しかった
のだが、何でもやりたい放題になりすぎて
少々退屈に感じる時もあった。浪人して
いた時は「早く自由で楽しそうな大学生活
を送りたい」
と思い、大学生になったら
なったで「浪人生活は辛かったが楽しかった」
と言う。なんて勝手なんだろうと我ながら
思うが、人間なんてその繰り返しかも。


だから今の私はフレキシブルな仕事に憧れる
が、もし独立でもしてそのようになったら、
それはそれで結構辛いのかもしれない。
「ノマド」なんていうスタイルが一時期
話題になっていたが、これもそのスタイルが
合う人と合わない人がいることを覚えておき
たい。




posted by ごくう at 22:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに、フレキシブルな働き方とはいっても合うかどうか?はすごく大事ですよね。ノマドワーカーとかいらっしゃいますが、そこに違和感なく取り組めるかどうか、納得していられるかどうか、が重要なエッセンスだと思いました。
Posted by 金山 直志 at 2016年01月26日 22:38
金山 直志さん、はじめして。当ブログに書き込みありがとう
ございます。

フレキシブルな働き方は本当に人を選ぶと思います。
合えば天国、合わねば地獄。合わない人は会社勤め
の方がいいと思いますし、合う人はフレキシブルな
働き方で会社勤めよりもっと楽しいことになると
思います。単純に「脱サラ=パラダイス」とは限ら
ないと思います。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by ごくう at 2016年01月31日 22:09
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