2016年01月16日

ハタをラクにするから「働く」。自分がお客様意識になっていないか注意する。




私は日々の通勤時の電車やお店などで
イライラしている人をよく見かけます。
電車内だと近くの人に対して「ギロッ」
とにらんだり「チッ」と舌打ちしている、
あれです。


世の中にはクレーマーなる人がいて、
とりわけ中年の男性に多いと個人的には
思っているのですが、この中年男性の
クレーマーは何故発生するのでしょうか。


私はこの「中年の男性」というところが
ポイントだと思っていて、社会人をやって
いて数十年もすると、何かにつけ自分が
「お客様」になっている
ことがよくあります。
それは飲食店などはもちろん、仕事がらみの
接待などで自分が「お客様」となり、そして
そのように扱ってもらえるのです。






しかし仕事とはその逆で、自分が相手に
対して奉仕し、相手が「お客様」となる

これとはまったく逆のことをして相手から
報酬をいただくことが「仕事」なのですが、
これがどういうわけか「お客様」の意識が
強くなりすぎてしまうのか、あるいは
「お客様」の立場が気持ち良すぎて
その味が忘れられないからなのか、誰に
対しても自分を「お客様」のように扱って
ほしい
、となってしまう人が結構いる。
これがいわゆる中年男性のクレーマーの
原点なのだと私は考えています。


そもそも「働く」とは「ハタ」を「ラク」
にするから「働く」
ということなのに、
その「働く」時ですら相手のことを考えず
「自分にもっと奉仕してほしい」と考えて
いると、それが次第に行動に現れてきます。
こうなるとまともな人からは相手にされま
せん。そして比較的早いスピードで信頼を
失い、会社員であればつまらない仕事ばかり
をまわされるようになり、そして仕事が
つまらないからますます「もっと私を
大事に扱ってほしい(ここでもお客様意識)
となり、どんどん悪いサイクルに入って
いってしまいます。






上記のことは会社でも家庭でも一緒です。
とくに自分が親や夫婦という立場ならなおさら。
親として家庭を守る立場なのに、もし
「お客様意識」が強くなっている場合、
お金・時間・意識は妻(夫)や子供よりも
自分に向けられるようになります。家族
で楽しむ時間を考えるよりも、自分が楽しむ
時間を考える。家族で旅行に行くよりも、
自分の趣味にお金をかける。こうなると
相手(妻・夫・子供)が何らかの形で
奉仕せざるをえなくなり、そしてそれが
面白くないので家庭が崩壊していきます。


今の日本はいろいろサービスが良くなり
ました。パソコンやスマホをとって見ても
無料で楽しめるコンテンツがたくさんあり、
そしてそれが当然のようになりつつあります。
こういう時代だと自分が何かをしなくても
常にサービスがタダで手に入る状態なので、
いつのまにか「自分が常にお客様である」と
思ってしまう
のかもしれません。これは
とても恐ろしいことです。人間としてかなり
みっともない中年男性クレーマーのように
ならないように、奉仕する側(主体側)の時と
お客様でいる側(受身側)の区別をしっかり
意識していきたいものです。





posted by ごくう at 07:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今晩は ごくうさん 特養に 父が入っているけど 職員に対して横柄だよね 何様なんだろうかと 父に対して感じてしまった 私はおかしいのかな
Posted by けん at 2016年01月18日 18:23
けんさん、こんにちは。

けんさんは絶対おかしくないですよ!
うちの父(80歳)もそうですが、どこか偉そうなところが
あります。男性は年を取ると横柄になりがちなのかも
しれません。私もそうならないように、注意しながら
生きていきたいと思います。
Posted by ごくう at 2016年01月23日 12:34
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