2015年12月13日

見栄を張るほど愚かなことはない


クリスマスが近づいてきた。
私のような既婚者にとっては
クリスマスは家族で楽しむもの、
という感じだが、20代くらいの
若い人たちにとっては恋人と
楽しんだりする、かなり重要な
イベントである。ここで楽しめるか
楽しめないかで人生の充実度は
かなり変わってくるのが本音だろうから。


そんな中、こんな記事を見つけた。


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20代女子はクリスマスにどうしてほしいのか
ミスコン美人女子大生3人に聞いてみた



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では、付き合ったと仮定して、どんなデートが
望ましい?
やっぱり、いいお店でレストラン……ですよね?


綾夏「私はまったり、家デートがいいです。
慣れないレストランとか行くと疲れちゃうし。
好きな人とふたりで過ごしてもいいし、友達と
ワイワイパーティーするのも恒例ですね。
プレゼントですか? 高価なものも特に
いらないです。変にプレッシャーになるし、
身の丈にあったものでいいかな。強いて言えば
安くていいのでジュエリーとかですかね。
ブランドもののバッグとかだと、息苦しいと
思っちゃいます(笑)」



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彩花さん、どんなクリスマスが好みですか?


彩花「私はやっぱり好きな人と過ごしたいですね。
一緒に旅行に行ったり出来たら理想かなぁ。
クリスマスは好きですけど、都市伝説で
語られる高級レストランとか、高価な
プレゼントとか、正直ピンとこないですね」



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引用:東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/96447
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この記事に出てくる女性の意見は本音
だと思う。私の職場にも20代前半の
女性がいるが、やっぱりこんな感じで
あると思う(直接聞いたことはないので
想像だけど)。


高級レストランに高級プレゼント。
いくらクリスマスといえどもそんな
ものは息苦しいだけ。クリスマスに
そこまでする必要なんかない。これが
今の若い人たちのクリスマス観だろう。


ここで素晴らしいと思うのは
「まったく見栄が無い」
ということだ。


高級レストランで食事をしたり、
高級プレゼントをもらってどう
するの?そこに本当の心がこもって
いるの?そんなことを見透かして
いるような気がする。高級なもの
なんて所詮見栄でしかない。
もちろんそのような高級なものを
使わないといけない時もあるだろう。
しかしそんなものは上辺だけである
可能性が高い、ということが分かって
いるという感じだ。その点では中年
(アラフォー、アラフィフ)の方が
全然分かってないヤツが多い。

はっきり言ってしまえば、そのような
高級路線に頼ること自体が「ダサい」
そんなメッセージが密かに込められて
いる気がする。






思えば、私の親(60代、70代)くらいの
価値観には「見栄」が相当含まれていた
ように思う。私はこれは「貧乏の裏返し」
だと思っている。戦争前後に幼少期を
過ごした世代にとって、貧乏時代は
とても辛かったのかもしれない。


しかしこの世代(とその影響をかなり
受けていると思われるアラフォーや
アラフィフ世代)が本当にみっともなく
見えるのは「心まで貧しい」からだ。
見た目だけの見栄を張ることに全力とも
言えるくらいにパワーを注ぐ。しかし
肝心の中身には対してパワーをかけない。
これは「心が貧しい」証拠だと思う。


今の若い人たちが気持ちがいいのは
「心が貧しくない」からだ。
「心が貧しくない」から、家で
まったりデートで十分満足できるのだ。
これはゆとり世代だからでも何でもない。
物質的な満足よりも精神的な満足を重視。
これこそ人間のあるべき姿だろう。

バブル世代以上の人にはこれが無い
人がとても多い。


背伸びをして見栄を張るだけの人生か、
それとも「いま、ここ」にあるもので
十分に楽しむか。どちらが良い人生かは
言うまでもないだろう。





posted by ごくう at 08:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ただの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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