2015年10月10日

参考記事:気軽に精神科に行くアメリカ人、我慢する日本人 - 表西恵



まずは記事から・・・・。

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10月10日は世界メンタルヘルスデーだ。
2000年代に入り、日本ではうつ病の患者数が
増加傾向にある。うつ病などの精神疾患には、
どのようにつきあっていくべきなのだろうか。
アメリカでサイコロジストとして精神科医療に
携わり、「アメリカ人は気軽に精神科医に行く」
(ワニブックス刊)を上梓した表西恵氏に解説
してもらった。


「心の病気」は“精神力”とは無関係


心の病気を専門的に説明すると、脳内で器質的、
機能的なトラブルが起こっていると表現できます。
脳内の神経伝達物質の分泌量のバランスが崩れて
いるという状態です。その影響で学校や仕事に
行きたくない、今まで楽しんで行っていた活動に
興味がもてなくなった、やる気がしない、何を
しても楽しい気持ちが起こらない、倦怠感、不眠
(や過眠)という症状がおきます。


適応障害など一時的に起こる強いストレッサー
(ストレスをもたらす要因になるものや事象)
によるものであれば、時間の経過とともに症状は
改善するでしょう。しかし慢性的な問題を抱えて
いる場合、治療をせずに放置しておいても自然に
改善することは極めてまれです。



精神力を持って耐えても隠しても、崩れてしまった
脳内バランスは自然にはなかなか治りません。
むしろ悪化させる可能性が高くなります。放置した
ままにせずに、まず脳の機能を正常化することが
大切です。
心の病気になったとしても、それは心や
精神の強さや弱さなどとは関係ないのです。
・・・・・・・

引用:アゴラ
http://blogos.com/article/137953/
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今日は「世界メンタルヘルスデー」
なのですね。私は産業カウンセラー
ですが、恥ずかしながらこの日を
知りませんでした・・・。


さてこちらの記事、やっぱりアメリカ
は精神医療が進んでいますね。国民の
精神の病気に対しての偏見も日本より
少ないようで、「気軽に精神科に行く」
というのはとても良いことだと思います。


さらにカウンセラーへの抵抗も少ない
ようで、記事内にもありましたが日本では


「カウンセリングを受けること=
気が弱い人、心が弱い人、精神力が弱い人」

(引用)


という考えを持つ人が多いのもとても残念
です。と言っても、私も産業カウンセラー
の資格を採るまでは同じような考えを抱いて
いたことは否めません。日本ではそれだけ
メンタルヘルス教育が行われていない証拠
かもしれません。



カウンセリングは簡単に言うと「心の整理」
もっと言うと「気持ちの整理」のようなもの。
「整理」と言っても目に見えるものではない
ところの「整理」なので、自分の力だけでは
どうしてもうまくいかなかったり、偏って
しまったりして「整理」にならなかったり
するので(特に精神が疲れている時はそう
なりがち)、カウンセリングを行って自己
を「整理」するのですが。それなのに
「気が弱い人、心が弱い人、精神力が弱い人」
というように多くの人に受け取られてしまう
のは「カウンセリング」という行為自体が
何なのかあまり認知されていないということ
なのでしょうね。






産業カウンセラーの養成講座を受けて、受講生
の多くが「大変だったけどやって良かった」
と言うのは(かくいう私もそうです)、
自分が「整理」されたからなんです。
カウンセラー自身が心を「整理」できて
いないと、クライエントの「整理」なんか
できるわけがないので、自己の「整理」を
養成講座でするわけです。これはつらい
作業でもあるのですが、「整理」すると
心がスッキリするわけです。


だからカウンセラーはカウンセリングの良さ
や意味を知っているので、「この人、カウン
セリングすればいいのに」
と思うことも多々
あると思います。決して口には出しませんが。


日本もアメリカみたいにもっとメンタルヘルス
に対して正しい知識を持てば、うつ病による
自殺者も減るでしょうし、仕事等でのうつ病
での退職・休職も減ると思います。
安倍総理は『一億総活躍』などと言っていますが、
『一億総活躍』というのなら日本ではまず
メンタルヘルス対策をしっかりとやっていった
ほうが良いのではないでしょうか?




posted by ごくう at 22:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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