2015年07月06日

気になる記事:職場のいじめ、お金で解決 「あっせん」利用で増加



まずは記事の引用から。


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職場でいじめられたり、処遇の不当さを
感じたりしている人が、裁判ではなく
第三者の判断を交えて話し合いで解決する
「あっせん」制度を利用し、解決金を
受け取って退職する例がここ数年増えている。
勤め続けてストレスをためるより、金銭で
解決し、新しい仕事を探す方がよいとする
意識変化が背景にあるようだ。



2014年12月半ば。首都圏の中堅ブライダル
関連業の女性管理職(40代)は、上司の
女性部長に呼ばれ、切り出された。
「あなたの部下は全員、あなたのやり方が
厳しすぎてついていけないと言っている」。

驚いた女性管理職が部下との話し合いを
求めると「そんな段階は過ぎた」の一点張り。
以後、通常業務の一方で、部長に管理能力の
なさを指摘される日が続いた。精神的に
不調を来した女性管理職が有給休暇を取ると、
会社は給与を4割下げた


別の企業に勤める夫は給与の減額に
異常さを感じ、専門家に相談するよう助言。
女性管理職は弁護士と特定社会保険労務士に
相談し、社労士会の労働紛争解決センターに
あっせんを申し立てた。2月末、約6時間の
協議の結果、会社は自己都合退職を条件に
解決金を若干増額した。「あっせんでは
私の管理能力の有無は検証されず、心に
傷は残る。けれど早く次の仕事に目を
向けたかった
」と話す。
・・・・・・・


引用:日本経済新聞
http://s.nikkei.com/1HHBeeW
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私はこの記事を読むまで「あっせん」と
いう制度を知らなかった。
この記事内にもある通り、不当な処遇を
受けてストレスを抱え続けて仕事を続ける
よりも、金銭で解決して次の仕事に前向き
にチェンジする、そういうやり方もあるの
なら、とても良い制度だと感じる。


たいていの会社員は会社がイヤだと思い
つつも、何とか自分の中で辻褄をつけて
会社に残る。
それでもイヤなら転職や起業という手も
あるが、転職はともかく起業にはかなり
のリスクもあるのは否めない。



かくいう私もゆくゆくは独立してやって
いきたい、という思いもあるが、妻と子供と
住宅ローンがある身としてはそんな簡単には
決断できない。しかし中には思い切った人も
いて、脱サラしてしまう人もいるだろうが、
果たして何割の人が会社員時代の給料を
上回っているのだろうか?


また会社員以上のストレスを抱えたり、
労働時間を超えていたりしたら、それが
本当に幸せなのか?もちろん会社員時代
より給料が減っても「それでもいい」という
人もいるだろう。労働時間は増えたが自分の
好きなことをやっているからそんなの気に
ならない、という人もいるだろう。


でも、本当の意味で「起業して成功した人」
というのは一体どのくらいいるのだろう?



自分の周りの人を見る限り、現実的には結構
シビアなんじゃないかと思う。


それならば、もし不当な扱いを受けている
のならば会社に見切りをつけ、ある程度の
金銭をもらって転職する、というのも一手
だと感じる。そのような「あっせん」制度が
もっと一般的になってくれば、企業の方も
もっと従業員を大事に扱うかもしれないし。



なんにしろ、高度成長時代のような
「会社一辺倒」はもう終わったのだ。


会社と個人が良い意味でもっとドライな
関係になっていけば、うつ病などの
職場のメンタルヘルスの問題はもっと
減るのではないだろうか。




posted by ごくう at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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