2015年05月23日

「依存体質」の恐怖


今日は子供の運動会だった。
そこそこ日差しはあったが、それほど
暑くもなく、まさに「運動会日和」の
一日であった。上の子は今年が小学校
最後の運動会なのだが、「もう小学校
終わりかよ・・・」という感じで本当
に月日が経つのは早い。こうして年を
取っていくのだな、と痛感。


さて本題に入ろうと思う。
今日のタイトルは「依存体質」の恐怖
というものだが、これは私は本当に
恐ろしい体質だと常々思っている。
例えば「ギャンブル依存症」とか
「アルコール依存症」といったように
世間からある程度認知されている
有名な依存症なら、まだいい、
周りの人も気付いてくれる可能性が
あるから。そうすれば精神科や
心療内科で治療を受けれる可能性が
まだある。しかし私が怖いと思って
いるのは、「依存症」まではいかない
「依存体質」である。


先に言っておくが、この「依存体質」は
もしかしたら本当は医者に行かなく
てはいけない「依存症」なのかも
しれない。しかしここでの「依存
体質」とは、病院に行くまででは
ないが、人生に大きく影響を与えて
いるであろう「依存体質」が問題だ
と考えている。






実は私の周りには結構この「依存体質」
が多い。職場でもそうだし、今はもう
故人だが親戚にも明らかに「依存体質」
の人がいた。今思えばだが、学生時代
の友人にもいたように思う。


「依存体質」の何が問題かといえば、
とにかく相手に依存することが
「愛情である」とか「コミュニケー
ションである」と勘違いしてしまう
ことである。依存は「執着」であって
愛情でも何でもないのに、そこを
「愛情」だとか「コミュニケーション」
だと捉えてしまう。



そもそも自分にそこそこ満足して
いたり、他にすることがあれば
「依存体質」には成りようがない。
しかし自分への満足度も低く、
他にすることも考えられない為に
「依存」することで満足しようと
する。
自分が自分をよく分かって
おらず、なおかつ自分自身ですら
「自分を認めてあげれない」人が
相手のことなんか考えられるわけ
がない。
だから普通の「依存して
いない人」にとってはその依存が
面倒くさいため、離れていく。
そうすると「自分がつらい」と
思ってしまうため、また誰か
依存できる人を探す。が、依存
体質の人は「依存する人」や
「依存されたい人(共依存)」
こそが「愛情がある」「コミュニ
ケーション能力がある」と思って
しまうため、依存体質同士で
しか仲良くなれない。







こういう関係になると悲惨である。
お互い相手のことを本当には大事
にしていない(自分だけの執着が
一番大事だから)から、どんどん
負の関係になっていく。
社会に
うまく溶け込めない、仕事が異常
にできない、ネットの世界にしか
いられない、極端に収入が少ない、
極端に浅い思考しかできない
(人やネット等に頼りすぎている
から)、などなど、とにかく
そのような「マイナスオーラ全開」
の人としか関係が作れなくなって
いく。



「依存体質」の恐怖は、このような
「マイナスオーラ全開」の人こそが
「愛情がある」というような歪んだ
思考に変換されてしまうことだ。

さらにこれが長引いていくと
本当の「プラスオーラ」の人
(依存せず自立している人)には
「愛情が無い」と勘違いして
しまい、プラスオーラの人を
敵視してしまう。ここに
「依存体質=マイナスオーラ集団」
の完成である。


人生において、これほど恐ろしい
ことはない。
人として生まれて
きて、依存体質で生きていかない
といけないということは
「相手の人生に左右されてしまう」
だけの人生になるからである。
それは自分の人生ではない。
相手に乗っかっているだけの、
何の面白味も無い人生である。


よく野球の話ばかりする人が
いるが、これも私は「かわいそう」
と思うのは、野球に依存している
からである。
ひいきのチームが
「勝った、負けた」というのは
遊びであるうちはいいが、野球
に依存している人は異常なまでに
野球のことに時間を割いている。
それは一体誰の人生なのか?
野球観戦が人生の主目的なのか?
それではあまりにさみしい。


仕事でも恋愛でも友人でも何でも
「過ぎたるは及ばざるが如し」
だろう。繰り返しになるが
「依存」は「愛情」ではない。
「依存」は単なる「執着」だ、
そこに「愛情」があるわけが
ない。「コミュニケーション」
もあるわけがない。
日本人は
ここを勘違いしている人が
かなりいると私は見ている。
ここが分からないと「うつ」
も「自殺者」も減らないし、
幸福感が増すことはないと
思っている。




posted by ごくう at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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