2014年11月02日

今回の日銀の追加緩和、5:4で反対がいた点は見逃せない

まずは記事から。

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日銀「サプライズ」緩和…賛成5、反対4の僅差

世界市場を揺るがした日本銀行の「サプライズ」緩和。
金融政策決定会合の時間は約4時間40分に及び、
昨年3月の黒田東彦(はるひこ)総裁就任後、
最長となった。

「デフレ心理からの転換が、遅れるリスクがある」。
31日の記者会見で、黒田総裁は追加緩和に踏み
切った理由を説明した。

複数の関係者によると、日銀が追加緩和を検討し
始めたのは1か月以上前。消費増税後の消費回復
の遅れや原油価格の下落を受け、物価上昇率が
鈍る見通しになったことに、黒田総裁は危機感を
抱いた。

10月下旬になると追加緩和に向けた検討が
本格化し、黒田総裁の「知恵袋」と称される
雨宮正佳理事の部屋に出入りする職員が急増
する。前週に原油価格がさらに下落し、2年
4か月ぶりの水準になったからだ。

日銀幹部が、金融政策を決める審議委員に
追加緩和の説明に回ったのは決定会合直前の
29〜30日だった。「直前にいきなり何だ」
と不快感を示す委員もおり、採決は大きく
割れることが予想された。

そうした報告を受けても黒田総裁は動じる様子
はなく、決定会合で自ら追加緩和を提案した。
ある日銀幹部は「否決されてもいいから緩和案
を出すという信念を感じた」と振り返る。
万が一、否決されれば、総裁の信頼は大きく
損なわれる。

追加緩和は賛成5、反対4という僅差で可決
された。


引用:msnニュース
http://on-msn.com/1vyHYS3
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今回のサプライズ緩和、ハロウィーン緩和などと
言われているそうですが、またまた日銀が思い
きったことをしてきました。政府の意向をしっかり
汲み取り、日銀の独立性なんてどこへやら、
とに
かく消費税を10%にしないと国際的に円の信認が、
とか、金利が上がってしまうから、とか、もう
完全に政府のいいなりです。まあそれはそれで
(ここまで債務が増えてしまっては)しょうが
ないのですが。





それにしても問題というか転換点というか、
日銀内でもかなり意見が割れたというのが
今回の注目点です。

日銀内でも「もうこれ以上の緩和は逆に危険」
とか、「もうこれ以上は意味が無い」という
意見もあった、ということだと考えられます。

以前の「異次元緩和」(これもよく考えると
すごいことなのですが)、この時は確か全員
一致で緩和をしたように思います(間違って
いたらゴメンナサイ)。しかし今回はさすがに
半分近くが反対しています。

いくら緩和しても一時的には数字が良くなるが、
結果的にはたいして変わらない。そりゃそう
でしょ、日銀が国債やETFやJ-REITを買って
いる官製相場だ、って投資をしている人なら
分かってますもの。
そして本当に分かっている
人たちは、こっそり(?)円を売って外貨資産
に変えているのです。国内にお金なんか落とし
ませんよ。

とにかくひたすら円の価値を下げていって
輸出が増えるのかもしれない、という期待も
まだあるのかもしれませんが、せいぜい車
くらいでしょうね。もう日本は輸出で食って
いく時代は終わったような気がします。
これからは大橋巨泉が言うように、日本は
ニュージーランドのような小国を目指す
べきかもしれません。

何はともあれ、円が少しでも強いうちに
外貨資産に換えておく
のが良いかと思い
ます。
posted by ごくう at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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