2014年07月14日

気になる記事:そして誰もいなくなった──。人手不足を生む人口減少ショック 瓦解を始める日本の現実



まずは記事より。

----------------(引用)--------------------
あらゆる労働力が足りない!!
幕を開けた“人材獲得”戦争


今年3月以降、ゼンショーホールディングスが展開
する牛丼チェーン、すき家の店舗で、休業や営業
時間の短縮が大量発生した。

原因は、その前月から提供を始めた「牛すき鍋定食」。
仕込みから調理、配膳まで、通常の牛丼とは比較に
ならない仕事量に耐えられなくなったアルバイト
従業員が、次々と辞めたことで、一気に人手不足に
陥ってしまったのだ。

もともと、すき家では
「ワンオペ(ワンオペレーション)」
と呼ばれる1人勤務体制が敷かれ、外食チェーン
の中でも激務なブラック$E場として、主に
インターネット上で評判が良くなかった。

ゼンショー幹部は「すき家個別の問題ではなく、
若年労働人口の減少による影響が大きい」と
説明する。が、「“ブラック”な勤務環境を棚に
上げ、人口減少に原因をすり替えている」と
非難囂々々だ。

こうした事態をある大手外食チェーン幹部は、
「若い世代の人口が減って、他業種ともバイトの
奪い合いが熾烈になっている。完全な売り手市場の
中で、すき家の労働環境はわれわれから見ても過酷
だったため、真っ先に獲得競争に敗れてしまった」
と解説する。

確かにバイトの獲得競争は熾烈だ。リクルートジョブズ
の調査では、三大都市圏におけるバイトの平均時給は、
5月現在、11ヵ月連続で前年同月比プラス。別の
外食チェーン大手では、「1人当たりの採用単価は、
1年間で1.5倍になった」という。

すき家も、深夜の時給は現在、最高1500円と、
一昔前の水準から見れば“破格”の待遇だ。

それでも「時給以外に、おしゃれ、専門的といった
何かしらの付加価値がないと外食にはバイトが
集まらない」と別の外食チェーン大手の担当者は
語る。・・・・


5年後は暗黒時代
世界中で類のない
人口急増社会の到来


5月、有識者などで構成される政策提言組織
「日本創生会議」(座長・増田寛也元総務相)の
人口減少問題検討分科会が公表したリストが、
全国に衝撃を与えた。

若年女性(20〜39歳)人口が、10年から40年までの
間に半分以下になるという「消滅可能性都市」が、
全国1741自治体のうち、過半数の896自治体に上ると
推計されたのだ。名指しされた自治体はもちろん、
政府も対応を迫られた。

6月13日、政府は「骨太の方針」の素案において、
最重要課題として「人口急減・超高齢化社会」
対策を掲げた。・・・・

引用:ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/55978
-------------(引用終わり)--------------------





私が社会人になりたての2000年前後は、やたらと
「リストラ」「自己責任」などという言葉が飛び
かっていた。正社員という待遇自体がステータス
になるくらいの有効求人倍率の低さ。私はいわゆる
「超氷河期」世代なのだが、おそらくこの世代は
「仕事につけるだけありがたい」
「就職できるだけマシ」「フリーターも辞さず」

というような人が多かったと思う。私も大学に
通いつつダブルワークならぬ「ダブルスクール」
を短期間だが経験している。そうしないととても
じゃないが就職できないのでは?と思っていた。
そんな時代だったのだ。

しかし今は違う。今度は人手不足だ。我々の
世代からしたら「なんと羨ましい!」という
声も出てきそうだ。

そんな時代ではこの記事にもあるように、
単純労働を主とする企業はかなり厳しくなって
いくだろう。でもその単純労働を今まで軽視
しすぎていたのだ。
たいていどの企業も単純
労働の割合が多いはずだ。いくら単純労働と
いってもそれを担う人がいないと成り立たない
わけなのだが、その層を明らかに見下しすぎた。
その層の気持ちを汲みとらなすぎた。だから
反乱が起きて辞めていったまでだ。


今はまだバイトで収まっている(?)が、
これからは正社員の層にもこのような事態
が頻発していきそうだ。「そんなにイヤな
仕事ならもう辞めます」と勤続20年くらい
の中年の人もアッサリ辞めてしまうかも
しれない。でもそれはそれでとても良い
ことだと思う。これは無責任でも何でも
ない。今までが異常に会社で我慢しすぎて
いたのかもしれない。こうなっていくと
個人個人が自分の内面を見つめ直し、
本当のライフワークが見つかるかもしれぬ。

我慢してイヤイヤ働くより、そっちの方が
よほど人間的で生産性が高い労働になる
のではないか。人口減少の問題はいろいろ
あるだろうが、「人間としての仕事」
「一回きりの人生の仕事」見つめ直す
機会と考える
と、あながち悪いことばかり
でもないのかもしれない。


posted by ごくう at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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