2014年03月09日

気になる記事:なぜ日本企業の管理職の多くは「変人」を組織から追い出そうとするのか




日本の会社(組織)は「自律」している人を嫌う。
正しいか正しくないか、効率的か効率的でないか、
そんなことよりも、会社という組織にドップリ
「依存」しているようなコドモのような人間が
向いている。
だから日本は年功序列型の組織
なのかもしれない、と常々思っていた。


自分の頭で考えてより良い方法を生み出したと
しても、もしそれが上司の方法(もしくは既存
の方法)より良かったりしたら、それが潰される
のが日本の組織。それを正当化するにはいわゆる
「若者(新参者)」を見下すしかない。既存の
方法がどうやって規定されたのかは不明でも、
それを超える方法など有り得ないと思っている
(思い込んでいる)から、日本はこれからも
厳しい時代が続くだろう。



このような思考はもしかすると江戸時代くらい
から出来上がっていたのかもしれない。
江戸幕府300年で出来上がった「お上には
逆らうな」的なDNAが日本人に未だに染み
付いているような気がする。
これこそが組織に「依存」する人が多い所以
なのだろう。


以下はそんなことが書かれていた記事。
常々思っていたことがズバリ書かれていたので
とても面白かった。





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成人学習・職業発達理論で著名な研究者、
ロバート・キーガン博士の発達理論に基づいた
“大人の発達段階の測定技術”研究を進めて
いる加藤洋平氏に出会ったのは、ちょうど拙著
『「一体感」が会社を潰す〜異質と一流を排除
する<子ども病>の正体』
を書いているときでした。


子どもだけではなく、大人にも発達段階がある。
加藤氏との出会いからそれを学び、今回の著作
ではその理論と技術を参考にして、組織と個人の
関係に置き直して思考を進めてみました。現在、
私は加藤氏とともに日本人にもフィットした
「大人の発達心理学」を研究するゼミを続けて
います(一般参加可能です)。・・・・・


・・・・・


子どもの組織は
一流を目指す個人を「変人」扱いする



ほとんどの人は、マトリックスの左下の丁稚から
キャリアをスタートし、上司や先輩の指導のもと
一人前の段階に上がります。その後にある程度、
業務を任されるようになり右側の自律の方向へ動く
のですが、一般的な日本の会社の場合、ここで
大きな問題に直面します。


「自分はこれをやりたい」と強く自己主張をすると
周囲から潰されてしまうため、多くの人はそれを
表に出さないのです。そして、自分なりの思考や
仕事のやり方を主張し、周囲との摩擦を乗り越えて
仕事を推進する経験をほとんどしないまま、
管理職的な仕事に就くことになります。
すなわち、
自律の段階をしっかりと経ないまま、統合律の役割
を任されてしまうことになります。



管理職の仕事とは自分の担当する領域で、自分が
やるべきだと思う事、またはやりたい事と会社全体
の方向性をうまく統合し、周囲を巻き込んで実現
させていく仕事です。
しかし、自分のやりたいこと
を主張し、追求するステップを踏まずに統合的な
役割にスキップしてしまうと、自己主張で生まれる
摩擦を乗り越える術を持ち得ません。


摩擦を乗り越える経験をしなかった人は、それなり
の年齢になっても「本当は俺、これではダメで、
別のやり方をしないいけないと思うんだけども、
上がああいうから……」
としぶしぶ従うものの、
内心では満足していない“悩める管理職”
なってしまいがちです。


一方で“悩める管理職”は、好き勝手に“自律”
した行動を取ろうとする社員の振る舞いがガマン
なりません。「俺は耐え忍んでいるのに、その
苦労も知らないで好き勝手な行動をするな!」
と。
その複雑な感情を“自律”しようとしている社員
にぶつけてしまいます。かくして、役割としては
統合律の仕事を任されていながら、結局は他律の
世界で生き、自律しようとする社員を抑圧する
管理職が増えていくわけです。


逆の立場にあって、自律を志向し自分なりの道を
究めて一流の段階に上がろうとする人も大きな
問題に直面します。他人と同じことをしていたら
本当の意味で一流にはなれませんから、一流を
目指す人は自分なりの考えに基づき、新たなこと
に違った方法で挑戦しようとします。
ところが、
日本の組織で同調圧力にめげずに人のやらない
ことをしようとすると「変人」扱いされるのです。


日本の多くの組織では、変人は“使いにくい奴”
と評価されてしまいがちです。また、変人の側は
変人の側で、自分なりの世界観や一流の技術・
能力を持たない悩める管理職に対して、非協力的
な態度を取りがちです。重要な会議をサボったり、
協力して何かを成し遂げなければいけない大事な
時に自分勝手に振る舞ったり。その結果、会社は、
たとえ技術やスキルが高くても変人を疎んじ、
やがて変人は組織内に居場所がなくなってしまう……。
そんなことが多くの会社で繰り返されています。
・・・・・

http://diamond.jp/articles/-/49655
(引用:ダイヤモンド・オンライン)
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posted by ごくう at 02:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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