2013年08月14日

女性管理職を増やせ?この発想はどこから来るのか?

下記のような「女性管理職を増やせ」という論調
の記事がたびたび出てくるのですが、この根拠が
まったく分からず、理解に苦しみます。
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大企業の4割、女性管理職ゼロ…製造業ほど遅れ

帝国データバンクが14日発表した、全国の1万
395社を対象にした調査(7月19〜31日実施)
によると、管理職(課長職相当以上)のうち女性社員
の割合が10%に満たない企業が全体の81・1%
だった。

安倍政権が成長戦略の柱として掲げる女性社員の
活用がなかなか進んでいない実態が裏付けられた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130814-00000910-yom-bus_all
引用:読売新聞(ヤフー!ニュース)
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女性の管理職が少ないから増やせ、女性の活用を、
というのは、「能力がある女性が(女性というだけ
で)管理職になれない」から言っているのでしょうか?
残念ながらそのような側面もあると思います。
いまだに「女性は○○の仕事をするべきだ」と決めて
かかる人(中高年に多い)がいますから。

しかし、昔と比べてそのような傾向は減りつつ
あると思います。それよりも問題なのは、女性が
なぜ管理職になれないのか、その本質的な原因が
分かっていないことにあると感じます。


私が考える女性が管理職になかなかなれない理由は
以下の通りと考えます。

1.女性は子供の頃よりリーダーシップが鍛えられる
環境に置かれにくく、リーダーシップが弱いため
管理職のような仕事には向かない。

2.結婚すると子育てがあるので、どうしても職場
から離れがちになる。これでは職場で管理職として
は信頼が得にくい。

3.(上記1に関連するが)人を使うスキルが比較的
低い。能力に基づいた適材適所を行えるかに疑問
がある。


※言うまでもありませんが、上記3点は女性すべてに
当てはまるとは思いません。あくまで37歳の、社会人
経験15年の私の個人的見解です。※


よく女性の社会進出を、というと、とかくハード面
に意識が向かいがちです。例えば幼稚園・保育園が
少ないからもっと増やせ、とか、勤務時間が長い
から時短勤務を認めろ、とか。

確かにそのような面があるのは否めません。私自身
横浜市に住んでおり、保育園の少なさや幼稚園の
学費の高さには辟易した時期もありましたから。

しかし本当の問題はそのようなハード面だけでは
ないと考えます。一番の問題はソフト面、つまり
職務を遂行する上での「能力」こそ問題なのです。





上記1「リーダーシップがない」というのは、
幼稚園〜小学校〜中学校〜高校〜大学・専門学校等
という学生生活のなかで、ルーム長(クラス長・
級長)や生徒会長などの仕事を女性が担当する
ケースが比較的低いことが挙げられます。
仮に「○○長」という仕事をやることになった
としても、女性の場合だと「副○○長」あたりで
収まってしまうことが多々あり、どうしても
「○○長」は男性がやる、というケースが幼少
の頃より多く見受けられます。

この差は「能力」というよりも幼少の頃独特の
「なんとなく」ということなのかもしれませんが、
たとえ「能力」の低い男性であっても「○○長」
を経験すると、その中でリーダーシップ力を
養うことが出来、リーダーとしてのスキルを培う
ことができるのです。これが大人になっても仕事
でそのまま役立つ、というケースは多々あるよう
に思います。男性は幼少の頃からリーダーとして
のスキルを積むチャンスが多いのです。




上記2の「子育てで職場から離れがちになる」と
いうのは、これは本来、男性でも女性でもいいだ
ろう、と思われがちですが、2人の子供を持つ
私としては、やはり女性(ママ)のほうが断然
子供から支持されるものです。

例えば子供が熱を出して、父親が一晩中看病した
としても、子供からはそれほど評価を得られません。
しかし母親がやると「ママありがとう」となる
ものです。これは母親が日頃から子供と多く接して
いるからだけではありません。やはり子供にとって
は「ママ」が一番なのです。これは人間の本能だ
と思います。
だからどうしても女性は職場から離れ
がちになるのです。

最後に3「人を使うスキルが少ない」ですが、これも
1と関連していますが、どうしても人の上に立って
行うミッションの経験が少ないため、いざ上に立って
何かをしようとすると、計画的に行う、というよりも
場当たり的であったり、個人的な好き嫌いで物事を
決めてしまう傾向があるようです。いわゆるリーダー
の経験が企業ではマネジメントに通じるところがあり
ますが、そのマネジメント自体を理解しようとしない、
という面があるのかもしれません。


先にも書きましたが、もちろん上記1〜3に当てはまら
ない女性もいます。学生の段階で何らかのリーダー的
な経験があったり、人を使うのがうまい女性もいます。
しかし、数としては圧倒的に少数派というのが私の
経験です。(不思議なことにこの少数派の女性ほど
さっさと仕事から離れる傾向があるように思います。)


最近の若い女性(しかも高学歴)は専業主婦志向が強い、
と言われますが、これは賢い選択かもしれません。
上記1〜3のことがよく分かっているのでしょう。

問題は上記1〜3のことが分かっていないでガムシャラ
に働いてしまう30代以上の女性や、女性管理職を増や
せ、などと平気で言ってしまう人々なのかもしれません。
posted by ごくう at 22:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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