2020年10月14日

良い記事:いいですか、人生はずっと苦しいんです


「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの
水木しげる氏の記事。

水木氏は戦争で左手を失ったり、
漫画家になる前にも色々な職業を
経験され、その後に大漫画家に
なるわけですが、こういう方の
話にはリアリティがあってとても
勉強になります。


では記事の大事な部分の引用です。

------------------------------------------

・・・・・・

紙芝居を描き始めた頃は、電気が
止まってしまって、ローソクの
灯りの下で描いていたこともあった
そうです。漫画を描き始めてからも、
けっして順調とはいえなかった。


「でも、あんまり苦労したと思って
いないんですよ。少し稼げたと思ったら、
すぐに妖怪の資料を集めるための
費用に回したりしてね。好きだった
から、こういうことができた。



ところが、漫画をラクな世界だと思って
転がり込んでくる志望者もいましてね。
ふわーっとした気持ちで入ってくる。
それじゃダメなんですよ、漫画は。
努力すれば、うまくなる人もいるのに
ねぇ」



水木さんは、作品をヒットさせようと
思って描いたことはない
といいます。
それよりも自分が面白くて、描きたくて
しょうがなかったから、描いた。


「好きなことですから、時間も忘れて
描いてしまう。だから、あっという間に
数十年がたっちゃって(笑)。
気づいたらもう60歳を過ぎていました。
考えてみると幸せな人生ですね。でも、
それに気づいたのは、80歳になって
からでしたけどね(笑)」


・・・・・・


「特に若い人に言っておきたいのは、
苦しむことから逃げちゃイカン
いうことです。若いときにラクしよう
としたらイカン。ちょっとでも苦しい
方向に行かないと。

いいですか、人生はずっと苦しいんです。
苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。
これは人間として強いですよ


・・・・・・


引用:Forbes
いいですか、人生はずっと苦しいんです
──水木しげる流「幸福」の求めかた

------------------------------------------




この引用に書かれていることがすべて
だと思います。


何となく稼げそうと思ってフワーっと
した感じで仕事をし、短期的にはうまく
いったとしても長期的にうまくいって
いる人は私は見たことがありません。

最初はうまくいっているように見えて
いたとしても次第に状況が悪くなって
いって、どうしようもなくなって
パタッと消えるというパターンが
とても多い。これは介護でも飲食でも
ITでもお笑いでもどんな仕事でも一緒
だと思います。


こういうフワーっとした人は苦労に
弱い。
元々そんなに志を持ってやって
いるわけじゃないから、ちょっとした
苦労ですぐに折れてしまう。
世の中
そんな楽な仕事ばかりなら全員中卒
で事足ります(笑)。


そして一番の理想はずっと面白い
からやり続けていて、気が付いたら
60歳になっていた、という形。
こういうのが一番の理想ですけど
なかなか難しいですよね。


でもどんな状況でも自分の好きな
こと、得意なことを追求し続けて、
途中でうまく行かない時は補正し
ながらも継続してやっていれば
たいていのことは上手くいくんじゃ
ないかと思います。
そこで補正する
ことも考えずに「もう辞〜めた!」
となってしまっては今までの経験を
すべて放棄したも同然。そうなると
また一からやり直し
で、それこそ
時間の無駄というものなのかも
しれません。もちろん人生には
思い切った補正が必要な場合も
ありますけどね。


今のようなコロナ禍でも、こういう
苦労があって当たり前、でも何か
できることはないか?自分の好きで
得意な分野はないか?
と考えれば
そうそう地獄でも無いかもしれま
せん。要は自分の捉え方次第であり、
水木氏の言う通り世の中や人生は
苦しいことがたくさんあって
当たり前と言えるのかもしれません。
それなら苦労慣れしてしまった方が
耐性ができて人生に強くなれると
いうものですね。




posted by ごくう at 11:12 | Comment(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする