2020年05月03日

戦後しばらく続いた消費意欲の方こそ異常だった



新型コロナで使い捨てマスク、
ハンドジェルがずっと品不足に
なっています。


しかしマスクは最近ちょくちょく
見かけるようになってきました。
ただしドラッグストアで5枚500円、
露店や雑貨店で売っているものが
50枚入りで3000円くらい。


やっぱりまだ高いですよ!


でも面白いもので、多くの人が
いったんはこの高額使い捨てマスク
を見るのですが、買わないんですね。
さすがに使い捨てマスクに1枚100円
はどうかしてる。
そう思いますよ、
だって今まで60枚入りで400円で
普通に売っていたのですから。


いくら新型コロナで騒いでいても
「マスクやハンドジェル、もう
そろそろ値下がりするな」
という
空気が出てきてるのです。だから
いくら無くてもマスクに3000円も
4000円も払わない。
(そろそろ値崩れが起きるでしょう)


最近「日本は市中にお金が出回って
ないデフレ状態だからいけない。
もっと日銀はお金を刷って市中に
お金を流さないといけない」

言う人たちが増えてきてますが、
いくらお金を刷ったところで
もう日本人はそれほどお金を
使わないんですよ。



そもそもここ2〜3年でデフレと
言えない状況だと主婦の人なら
分かるのではないでしょうか。
統計的にはデフレかもしれませんが
スーパーに行けば明らかに物価が
上がっている。
値段は同じでも
量が減っているものも多い。


これでデフレだ!お金をもっと
増やせ!と言っても、そういう
問題じゃないと肌感覚で分かって
いる人が多いのではないでしょうか。
いくら特別定額給付金で1人10万円
配られても(お金は使うでしょうが)
ほとんどの人は無駄使いはしない
のではないでしょうか。



それは後々税金が増える、仮に
税金が増えないにしても何らかの
形で負担することが分かっている
から。
もっと言うと負担しなくて
いいよと言われても少子高齢化で
何かと負担が増えることが分かって
いる。だから無駄使いはできない。
そう考える人が大半なんだと思い
ます。


それに現代は

そもそも満たされている

時代ですから、そんなにモノや
コトにお金をかける必要も無い
んですね。スマホ1台あれば
たいていのことは済む。音楽も
聴けるしゲームもできる。
これらのような娯楽はもちろん
写真だってスマホでガンガン
撮って残せる。昔みたいに
フィルムを買って写真屋に現像
してもらう時代じゃないんです。
だからお金がいくらあっても
使う必要がない。




私もそうですが、仮に500万円
国から特別定額給付金もらっても
車は買わないですし、家のモノも
最低限のモノしか買いませんね。

浮いたお金は子供の学費に使い
たいですし、それでも浮いたら
NASDAQ100S&P500のETFか
投資信託を買っちゃう。


日本はお金が無いから需要不足
なんじゃなくて、満たされている
から需要不足なんですよ。

むしろ戦後しばらく続いた消費
意欲のほうこそ異常に見えます。
そんなに必要だったか?って。


もうモノやコトに見栄を張る時代
じゃ無いんです。
今の日本に必要
なのは社会保障費。だから国債の
使い道も社会保障費が一番になって
いる。税収じゃ足りない分は国債
で補っているけど、それが当たり前
になりすぎていて気付いてない。

そういう人たちが「お金が足りない。
需要不足だからもっとお金を出せ!」
国にたかっている。そういう
輩がものすごく増えた。
(今のコロナショック時はさすがに
別です。こういう時こそ飲食業、
旅行業を助けるべきでしょう。
でないと再び戻るであろうインバ
ウンド客に対応できません!)



こういう人たち(MMT信者)
お金を市中にたくさん供給する
ということはお金の価値が減る、
つまりインフレが起きるという
ことなんですけど、それ分かって
いるのか、かなり疑問です。
インフレが起きない限り大丈夫
とか言ってるようですが、その
コントロールは本当にできる
のか?歴史を見ればできた例は
無いようですが。



とにかく昔のような消費意欲が
モリモリ湧いてきた時代とは
明らかに違う時代。ここは
結構大事なところだと思います。


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(野口悠紀雄)





posted by ごくう at 17:37 | Comment(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする