2017年11月04日

「環境が良い」とは、「環境にコントロールされていないこと」。



学校・地域・職場についてよく


環境が良い、悪い


と言われます。


「あの学校は環境がいい」


「あの地域はちょっと環境がね・・・」



などとよく話をするものですが、
この「環境が良い、悪い」という
ものは一体何なのでしょうか、
改めて考えてみたいと思います。






簡単に言ってしまえば


環境が良い=自分が環境にコントロール
されていない



環境が悪い=自分が環境にコントロール
されている



ということだと私は思います。


例えば「学校の環境が悪い」とは、
タバコや薬物等をやる人間が多く
やたらと自分に勧めてくる。でも
自分はそういうのはあまりやりたく
ない。もっと他のことがしたい。
こんな状況は環境が悪いと言える
と思います。


あるいは「家庭環境が悪い」とは、
自分は人並みにスマホを持ちたいし
オシャレとは言わないまでも服も
もっと欲しい。大学にも進学したい
と考えているが、親が収入が不安定
でとてもそれは叶えられそうもない。

このような状況も環境が悪いと言え
ると思います。






注意しないといけないのは「環境が
良い」とは、単純に「ハードウェア
が良い、ハードウェアが揃っている」
というだけではない
ということです。


確かに良いハードウェア=良い環境
という面もあります。しかし本当の
意味で環境が良いというのは、ハード
ウェアに限った話ではなく、その環境
にコントロール(支配)されていない
こと、つまり


環境よりも自分のほうが主であること
ができる



ということが、「本当に環境が良い」
と言えるのです。


このへんを勘違いして、世間的には
お金持ちの部類に入り、物質的にも
何不自由ない家庭の人が病んでしまっ
たり荒れてしまったりするのは、
実は家庭にやたらと精神的にコント
ロールしようとしたり(過度の依存
や支配など)する人がいるケースが
多いのです。これは結局、


環境にコントロールされている


ということですから、いくらお金が
あって物質的に何不自由ないとしても
「環境が悪い」ということになります。






この「環境が悪い」ことが本当に
怖いのは、どんなに善良な人でも
いつの間にか悪い環境に染まって
しまう可能性があることです。


善良な人は環境が良い・悪いを
理解していますから、始めから
悪い環境に染まろうとはしません。


しかし悪い環境に抗うように
すればするほど、自分の人生が
主であることから外れていって
しまいがち。
本来善良な人なら
そのような悪い環境にコントロール
されることなく、自分自身の人生
を歩もうとするものですが、運悪く
悪い環境に入ってしまった場合は
どうしても悪い環境に抗うことに
パワーをそがれてしまうものです。
これは


「環境にコントロールされている」


ということ。知らず知らずのうち
にこうなってしまいがちなので、
これが一番怖いと私は思います。


本当に良い環境とは、環境そのもの
をそれほど意識せず、自分自身の
成長などに意識を向けられること。

環境や他人などに気を取られ過ぎず、
スッと自分の方に意識を向けられる
環境こそが本当の意味で「良い環境」
だと言えるのでしょう。




posted by ごくう at 17:15 | Comment(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする