2017年09月24日

説得とは「相手の得を説く」。


ある本を読んでいて


ああ〜、その通りだな〜!


と思ったことが書かれて
いました。それはタイトル
のとおり、


説得とは「相手の得を説く」


ということです。


説得、というと相手をこちら
の意図通りにする、どちらか
というと相手をコントロール
する、というようなニュアンス
があると思っていましたが、
よくよく「説得」という字を
見ると


誰かが得をするために説く


ということですね。


これが


自分が得をするために説く


のか、それとも


相手の得となるために説く


のかではまるで意味が違って
きます。


どんなことも相手の得となる
ようなことを言われたら悪い
気がする人はいません。

そして相手は得をするわけ
ですから、そりゃあ言うこと
を聞くわけです。






ところがこの「説得」が常に


自分が得をするように説く


人は、相手よりもまず自分が
得をするように動いています
ので、相手はそこをすぐに
見抜いてしまい、言うことを
聞きません。
得しないのだか
ら当たり前のことです。


でもいるんですよね、


こんなに説得しているのに
全然言うことを聞いてくれ
ない



という人が。


例えば会社を辞めようとして
いる人がいて、辞めないよう
に上司がいくら説得しても
全然良い方向にならない、と
いうのであれば、それは相手
の得を説いているのではなく、
どこか自分(会社)の得と
なるように説いているか、
もしくは「今会社を辞めたら
良いところなんかないぞ」
的な、辞めたらマイナスに
なるぞ、というような、得を
説くのではなくて負を説く
ような説得になっている

ではないでしょうか。






相手をコントロールしようと
している人は、結構な割合で
「相手の得を説く」のでは
なく、「自分の得となるよう
に説く」ことが多いです。
それでは本当の意味でコント
ロール(説得)できるわけが
ありませんよね。


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posted by ごくう at 17:15 | Comment(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする