2017年08月06日

今、採用は「売り手市場」と「買い手市場」の交錯期か?



先日ある取引先の人からこんな
ことを言われました。

「今まで〇〇運輸でお願いして
いたけど、試しに△△運輸に
変えてほしい。」

と言うのです。

何でですか?と聞いたら、


「〇〇運輸は大量に人が辞めて
しまったみたいで、うちに着く
のが遅くなってしまった。だから
試しに△△運輸を使ってみようと
思う。そこならもっと早く着くか
もしれないから・・・。」



とのこと。


それから数日後。その担当者から
また電話があり、


「結局〇〇運輸でも△△運輸でも
同じだったわ〜。まあヤマトや
佐川のあおりで、どこを使っても
たいして変わりは無いってこと
みたいね。」



ということで話は終わりました。


どうやらヤマト・佐川あたりの
大手が労働時間削減に乗り出し、
その分が中小の〇〇運輸に流れ
たようですが、急に仕事が増えた
中小運送会社は対応できない
企業もあるみたいで、その結果
そこそこの離職者が出ている
ようです。離職の原因は過剰
労働によるものなのか、他社への
引き抜きなのかはわかりません。

ですが今の運送業界はそんな感じ
のようです。






このようなことは運送業界に限らず
今後あちこちで散見されると思います。



今は若い人は売り手市場となって
いるようですが、中高年もスキル
のある人だったり能力の高い人
だったりする人が、意図せず
自分よりはるかにレベルの低い
企業に入ってしまったり、そも
そも社風と合わなかったと思って
いる人がこの売り手市場のタイミ
ングで他に移ろうとするのでは
ないか
、と私は見ています。


しかしそうはいっても中高年は
頭の中がまだ「買い手市場モード」
になっていることもあると思います。
それは人事だけでなく会社の
経営者クラスでも、昔の感覚で
「買い手市場モード」で採用を
捉えているところも案外多いのでは
と私は思います。


そういう会社は今後一気に
離職者が出てしまうかもしれ
ません、先に書いた〇〇運輸
のように・・・。







この「売り手市場」と「買い手
市場」の感覚が交錯している
この時代は、いずれ近いうちに
「売り手市場」寄りに様変わり
していくでしょうが、それに
しても「買い手市場」だった
時代に運良く正社員になれた
35〜45歳あたりの人も(←私も
この世代ですが)、会社に
入ってからずっと若手のような
仕事しかやっていない人も
結構いるのではと思います。


・後輩が入ってこなかったから
 育成スキルが無い。

・そもそも若手のような仕事
 (どちらかというと作業系)
 しか知らない。だから今更
 若手が来たとしてもどう
 接したら(マネジメント
 したら)いいか分からない。
 結果的に自分より若手に
 さらなる単純作業しか振る
 ことしかできず、若手が
 育たない&離職しやすい。



こんな会社(特に中小零細)が
結構多そうです。






41歳の私からすると、こんな状態
になって企業が「困った」と言わ
れてもねえ
、という感じです。
だって私のような年代が新卒の
時、正社員採用を極端に控えた
のはあなたたちでしょ?と思って
しまうのです。(一体どれくらいの
同世代がやむなく非正規になった
というのでしょうか・・・。)
それで今さら人手不足になって
「困った、困った」と言われても
ねえ・・・。
今後、人手不足倒産は増えていく
でしょうね。




posted by ごくう at 15:47 | Comment(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする