2017年04月27日

何かとうまくいかない人は「コントロールできないことをコントロールしようとしている」。




先日会社で使っている運送業者で
配送ミスがありました。輸送途中
うちの商品を破損してしまった
ようで、クライアントから受取り
拒否をされたのです。


商品を配送する仕事に関わって
いる人なら分かると思いますが、
この手の運送業者のミスはどう
しても起きてしまうもの。これ
ばかりは正直どうしようもあり
ません。(ちなみにミスの発生
率は1%も無いと思われます。)



そんな中、会社のある人がこの
運送業者に対して「このような
ことが起きないための対策案を
話したい」と言って、かれこれ
20分くらい話をしていました。


「対策案を」と言っても、そんな
ものは業者もプロですから(一応
言っておきますが運送業者は
誰もが知っている大企業です)、
当然あれこれとやっています。


それに対して我が社は社員30名弱
の零細企業。しかもその運送業者
に依頼する件数は1日5〜6件が
せいぜい。そのような零細企業が
「ミスを起こさないよう対策を」
と言っても、運送業者からすれば
「そんなこと分かってるよ」と
心で思いながらも「申し訳あり
ません、今後二度と無いように
社内でも言っておきますから。」
と言って丸く収めるのが関の山
でしょう。


私はこのようなミスが起きた時
に、「対策案を」などと言って
あれこれ言うのは意味が無いと
思います。というより、こんな
ことに対策案も何もありません。

だって事故的な凡ミスはどう
したって起こるものですから。





このように実質的にコントロール
できないこと(もしくはほぼ
コントロール不可能なこと)に
対してコントロールしようと
する人を見ていると、何事も
うまくいかないことが多い

ように思います。


このような人は、コントロール
不能なことには必要以上に
コントロールしようとし、
コントロール可能なことに
対してはコントロールしよう
としない、というのがパターン
のような気がします。だから
色々とうまくいかないのです。



コントロールできないこと
とは、人・状況・結果
ついてです。
このような
ことは基本的にコントロール
できません。(これができる
という人は、どこか無理が
生じているはずです。)


逆にコントロールできること
とは、自分についてです。

自分の言動、行動、学習、
思考などは基本的にコント
ロールができることです。
(難しいことも多々あり
ますが。)





何かとうまくいかない人、
人から距離を置かれてし
まう人というのは、人
(他人)・状況・結果を
コントロールしようと必死
になるのに、自分については
コントロールしようとしま
せん。
自分自身をコント
ロールしようとしないのに
(もしくはコントロール
できないのに)、他人を
コントロールしようとする
のは虫が良すぎるという
もの。だから人から力を
貸してもらえないし、何か
と面倒なので避けられて
しまうのです。






コントロールできないことは、
コントロールしようとしなくて
いい
のではないでしょうか。
その代わりに、コントロール
できる自分自身のコントロール
にスポットを当てればよい

ではないでしょうか。そもそも
コントロールできないことに
エネルギーを注ぐのは時間の
無駄ですし、エネルギーを使う
方向も間違っていると感じます。


コントロールできないことを
コントロールしようとする、
これこそコントロール思考です。
コントロール思考は麻薬と一緒
です。
一度コントロール思考に
なってしまうと脱コントロール
思考になるには大変でしょうが、
まずは「コントロールできない
ことはコントロールしないように
する」「コントロールできること・
できないことを分ける」
ことが
大事なのではないでしょうか。


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posted by ごくう at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年04月10日

チームをまとめることがうまいリーダーは、たいてい「障害を取り除くことに熱心」で「気前がいい」。




今まで学生、社会人と色々な
リーダーを見てきましたが、
うまくいくリーダーとうまく
いかないリーダーが必ずい
ます。


うまくいくリーダーを見て
いると「グイグイとチーム
を引っ張っていく人」と
いうよりは、チーム内の
意見を平等に聞き、そして
小さなことには気にしない
人が多い
気がします。


反対にうまくいかない
リーダーはというと、
自分では「みんなをグイ
グイ引っ張っていくぞ」

という思いがあるような
のですが、たいていその
リーダーの気持ちがが皆
に伝わってしまい、シラ
けてしまって(空回り?)
失敗していることが多い

ように思います。





緊急時やピンチの時には
グイグイと引っ張って
いくリーダーが必要なの
でしょうが、いつも緊急
時とはならないですし、
多くの場合は平時である
ことが多いので、常に
「リーダー感丸出し」の
リーダーはウザいだけ

いうのがうまくいかない
リーダーの特徴なのかも
しれません。


そんなことを考えている
とき、以下の記事を見つ
けました。


-------------------------
ウェルチ氏「仕事は楽しい。
邪魔なものは掃きだそう」

http://bit.ly/2plWn8u
-------------------------





この記事を読んで、まさに
その通りだ
と思いました。


うまくいっているリーダーとは、


・チーム内の障害を取り除く
 (部下の仕事の障害を取り除く)


・チーム員にスポットライトが
 当たるように努力する
 (部下を昇進させたい。仕事
 に対して気前がいい。)



ということです。


この反対にうまくいっていない
チームのリーダーとは、


・チーム内に障害を作る
 (部下の仕事がやりやすいか
 どうかよりも、自分の私情を
 優先させてしまう)


・チーム員にスポットライトが
 当たるよりも、自分にスポット
 ライトが当たるようにする
 (部下の昇進よりも自分の
 得点稼ぎが優先。仕事に対
 してみみっちいことが多い)



ということです。





チーム員(部下)としては、
うまくいけば自分にスポット
ライトが当たって昇進する
可能性があるわけですから、
そのように仕向けてくれる
リーダーに力を貸さない
わけがありません。



反対にチーム員(部下)が
いくら頑張ってもリーダー
にばかり手柄がいくような
システムを作るリーダーに
なんて、力を貸そうとは
思うわけがありません。



こうして自然とうまくまとめ
られるリーダー、うまくいか
ないリーダーの差が出てくる
のでしょう。


個人的には


気前がよくない=みみっちい


リーダーほど悪いリーダーは
いない
と思っています。
みみっちいリーダーは何事に
対してもみみっちいですから
ね・・・。




posted by ごくう at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年04月08日

コントロールで「和」は作れない


4月。新しいことが始まる季節
です。新入学、新社会人・・・。
新しい環境になり、いろいろ新鮮
でやる気が溢れる一方、「何だか
イメージと違うな」と感じる部分
もあったりして、精神的に疲れて
いる人もいるかもしれませんね。


このような新しい環境の時に
よく言われたりするのが


「和」が大事だ


ということです。


確かにどんな組織であっても
「和」は大事だと思います。
(「和」が乱れるといろいろ
大変ですからね。)


しかしこの「和」、最初は
一緒に食事(飲み)に行ったり
遊びに行ったりすることで
「和」が生まれやすい状況
になるのですが、これは
最初だけの話です。


本当の「和」とは一時的な
ものではなくて、長く続く
ことができる「和」です。

そのためには日々のコミュ
ニケーションが大事で、
そのためにはお互いが
お互いを気遣うような、
そしてお互いがお互いを
認め合うような、そんな
信頼関係があってこそ
「和」が醸成されていく

のだと思います。





それなのに日々のコツコツ
と築いていくコミュニケー
ションは怠り、イベントや
飲み会で「和」を築こうと
する人がいます。


私はこのような行動は


コントロールで「和」を
作ろうとしている



と思っています。


でもコントロールで「和」
を作ろうとする人は、
たいていうまく「和」
ができていません。
(仮にできたとしても
一時的です。)


そして「和」ができて
いないと思っているから
こそ、必死になって(?)
変にコミュニケーション
を取ろうとしてくること
が多いのです。


ですが・・・学校でも
サークルでも職場でも、
どんなところだろうと
結局一番「和」を作って
いる人というのは、脱
コントロール的な人です。



脱コントロール的な人は
自然にコミュニケーション
を取っているので、その
人の周りは自然と「和」
ができていくのです。





しかしコントロール的な
人は、お互いを思いやる
ことから生まれる日々の
自然なコミュニケーション
は取らず、イベント的な
ことだけで「和」を作ろう
としてしまい、結局周り
から


「この人、なに?」


という感じになってしまう
のです。





以前このブログで


「共感」は人間関係上での「貯金」
http://bit.ly/2fVaMqs


という記事を書いたのですが、
「和」もこれと同じような
ことです。日々のコツコツ
としたコミュニケーション
と信頼関係が積みあがって
「和」になるのであって、
スポット的なイベントを
いくらやっても、それでは
「和」は醸成できません。
このような「和」はコント
ロール的であって、コント
ロールと「和」はある意味
正反対のような性質のもの
なので、
当たり前ですが
コントロールで「和」は
できないのです。



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posted by ごくう at 18:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 脱コントロール思考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年04月01日

周りからインセンが感じられないと、人は自らインセンを与えるようになるのだと思う




私の勤務する会社の話ですが、
長年勤めているとどうしても
不祥事を起こして懲戒なり
解雇なりのペナルティを喰ら
う人が出てしまいます。


このような人たちを見ている
と、一見すると悪事を働いた
ので当人が悪いと思われがち
なのですが、元々はそんな
不真面目なことをしそうも
なく、むしろ人一倍仕事を
してきた人もいるのです。



ではどうしてそのようになって
しまったのでしょうか?


自分に甘くなった、自己管理が
できない人だから、などという
「自己責任」という面ももちろん
あるでしょうが、しかしよく
考えてみると、我が社には仕事上
でインセンティブらしいインセン
ティブ(以下インセン)がほぼ
無い
のです。


その結果、どんなに成果を出
したとしても、それほど褒めら
れたり給料が上がったりする、
昇格する、ということはほぼ
ありません。その代わりに
それほど成果が出なくても、
給料が大きく下がったりする
こともありません。


つまり給料体系はほぼ年功序列
のようなシステムとなっていて、
その体制に加えて何らかの成果
を出してもたいして評価が付く
わけでもなく、また皆の前で
褒められたりするわけでもない
ので、仕事としてはそれほど
面白味のあると感じる部分は
少ない
のが本音なのです。





とまあ何だか飲み屋での
愚痴のような内容を書いて
しまいました
が、仕事に
限らずどんなことでも
ある程度のインセンが無いと、
人は自ら動くことを辞め、
そして次第に思考停止し、
さらにはペナルティを
喰らうようなことにまで
手を染めてしまうことも
ある、ということです。


どうしてそうなるのか?


私なりに考えたのは、
褒められり評価されたり
給料がUPしたりと、周り
からインセンを感じられ
ない(得られない)と、
人は自らインセンを与える
ようになるのではないか、

ということです。


よく「自分にご褒美」と
いいますが、まさにこの
ことです。


自分では一生懸命やった、
もしくはそれなりの成果を
出した、と感じているのに
誰も何も言ってくれない、
誰も評価してくれない、
ということが続くと、自分
自身を守るために自ら
ご褒美(インセン)を
与えるようになる。
そしてこれがしばらく続き、
それでも評価がもらえない
となると、


「ちょっとくらい、いいか!」


となってしまい、いつしか
それが常態化し、善悪の
境界線があいまいになって
くる。こうしていつの間にか
悪事をしてしまい、気付いた
時にはペナルティを喰らう
ことまでしてしまっている

のだと思います。





なんでこんなことを思い
ついたかというと、最近
スマホアプリで「ホウセキ
の樹」
というのにハマって
いて、このゲームはいわゆる
インフレ放置ゲームなのです
が、このゲームをついつい
やってしまうのは、ゲーム内
でインフレ的にインセンが
発生して、それがとても
面白いから(やりがいがある
から)なんです。


結局人間はインフレでも
なんでもインセンがあれば
自然とやる気が出るんだな。



シンプルにそう思いました。


どんなに綺麗ごとを言っても、
やったことに対してのイン
センが無いとやる気なんて
出ない。
もしインセンが出な
い状態が続くと、腐っていく
か、もしくは自らインセンを
与えていかないとやっていけ
ない。
この「自らインセン」
が正しいうちならまだいい
が、それもいずれ「正しい
インセン」だけでは満足し
なくなっていく。



この「ホウセキの樹」という
アプリでそれを身に染みて
感じたというわけです。


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仕事でも勉強でも人間関係
でも(ゲームでも)、適度な
インセンを互いに与えて
いってこそ(インセンを互い
に感じてこそ)いい関係で
長続きする。
逆にこれが無い
と長続きしないだけでなく
人間として腐っていく可能性
すらある。いかに適度なイン
センが大事か。
40を過ぎて
今更ですが、つくづく思い
しらされた今日この頃です。




posted by ごくう at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 「生きる力」日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする